2022年12月のブログ記事

  • 大みそかの散歩

    昼食後、おせちの受け取り。 ビストロのセットと懐石料理店のおせち。 ビストロの方は瓶詰やパウチになっていて 11種類+おまけのローストビーフ。15000円は安い。 味は保証付きだけど、店で食べるのとはまた別かな。 懐石料理の方は三年目。 これまで私はまともに食べたことがない! 今度こそ全種類制覇だ... 続きをみる

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  • 鰻とマイナカードと

    退院後暫くは、昼間うとうと昼寝して、夜も朝まで という日が多かった。 体力が回復するにつれ夜明け前に目覚める事も増えて、 抗がん剤投与が宣告されてからは真夜中の覚醒も増えて、 でも眠れない日が一日二日あると、一晩眠れる夜が来る。 本日、孫娘預かる。 昼ご飯はうなぎ。テイクアウト。 中詰めを孫娘と私... 続きをみる

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  • 一万歩

    治療に向けて体力づくり。 ご飯を食べてきちんと生活して、歩く。 ノルマ4000歩。目標6000歩。 5000歩だったから「1000歩だけ歩いて来る」と 玄関を出ようとしたら家人もついてきた。 家人が「もう少し先 もう少し」と行くのについて行き、 気づいたら歩数計の中で万歳をしていた。1万歩である。... 続きをみる

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  • お墓参りとお鏡

    霊堂である。屋内(室内ではない)ではあるが底冷えがする。 屋根の下に墓石が並んでいる。日陰でコンクリートで寒い。 退院当時は「今年は無理」と思った。冷えるとトイレ。 霊堂のトイレは記憶にあるかぎり狭い和式。無理無理。 とても行ける気がしなかった。 家人に「ひとりで行って貰うかも」と言っていた。 し... 続きをみる

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  • 見本お手本

    食事が健康的すぎて体重が増えない。 もともと余裕のある体型だから、むしろ歓迎なのだが、 抗がん剤治療を考えると、減少傾向はどうなんだろう。 肉を食べないと貧血が改善されない気もする。 貧血に効果のある食生活は分かっているが 白血球数は努力でなんとかなるもんなんだろうか。 今日気づいたら走っていた。... 続きをみる

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  • イヴのケーキ

    「お父さんも一緒に食べるなら 大きめのホール予約する」 先月娘が言った。家人は即答で「喰う!」。 そして昨日。雪の残る道を娘宅に向かう。 私も少しだけお相伴。孫娘と並んで食べる。 孫太はまだ貰えないので、彼が寝ている間に。 孫娘は半年前まで私に懐かなかった。 娘のつわり中、ずっと私が面倒見ていたの... 続きをみる

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  • 今は今だけ

    気持ちのコントロールが難しい。体調はいい。 いいだけに、折角回復した体力を後退させる抗がん剤治療が疎ましい。 選択の余地って本当に人を苦しめる。 分かってる。「やめる」選択肢は今の私にはない。 だからテンションを落とさないよう、前向きな思考を心がける。 それがうまくいく時もあれば、機能しない時もあ... 続きをみる

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  • 孫の相手

    久々に孫娘が来る。 昼食前後の予定が、当人が早く行きたいと騒いで、 少し早くなった。その程度の予定変更が結構響く。 10時半から1時半。たかだか3時間。 食事は弁当だから準備も要らないのに、どっと疲れた。 「いっしょに来ないの?」と潤む目で言われても、 送って行く気力は出なかった。 ここ半年ほど、... 続きをみる

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  • そして始まるのよ

    何が。 抗がん剤が。 ステージ3aが確定しまして。 これがぎりぎり2でも「抗がん剤の使用はあり」と聞かされて、 諦めというか、ふんぎりはついた。 途中で減薬も中止もできる。 血液検査→点滴→二週間の服薬→一週間休み がワンセット。 8回の予定だが4回での打ち切りもできる。 副作用は主に手足のしびれ... 続きをみる

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  • モラトリアム

    猶予期間も終わりかなあ と感じた今朝だった。 退院からこっち、目覚ましまで眠ることが多かった。 早くても目覚ましの30分前だ。 今日久しぶりに4時に目が覚めた。そしてぐるぐるし始めた。 ぐるぐるっても眩暈じゃない。思考が、である。 手術して退院して回復に向かう日々だった。 ひとつずつ出来ることが増... 続きをみる

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  • 三週間

    手術から三週間。早いといえば早い。 最初の一週間を思うと、その後は流れるように過ぎて行く。 その中でもゆっくり変化はある。 退院した日は何をする気力もなく、 いつになったらもとの生活に戻れるか、 戻れる日は来るのか、などと考えていた。 案ずることはない。 一日二日すればご飯を作ることに始まって、 ... 続きをみる

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  • 入院前に

    入院時に持参するといいもの ① トイレに流せるおしりふき(ベビー用品) 介護用品でも類似品あるかも知れない。 ウェットティッシュの代わりに持って行ったのだが 文字通りトイレに置いてトイレに流した。 ② 尿取りパット もしくは 大判生理用ナプキン 少量パックでいいから。あると便利。使わなくてもいつか... 続きをみる

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  • 外科医

    内科医は患者に寄り添って治療をする。 患者の状態や希望を読み取り聞き取りして治療方針を決める。 伴走する。 外科医は違う。外科医の処置は絶対的だ。 患者が「痛いから嫌ですぅ」と言うのを聞いてはいられない。 切ると決めたら切るし、患者の希望で切除範囲を変えたりしない。 外科医は上からモノを言う。絶対... 続きをみる

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  • 退院後

    ちょうど2週間の入院生活。 術後9日目の退院。 お腹はまだ痛い。尿意より便意な日々。 季節は冬。防寒具の季節。 肌着を買い足す。下半身。 最初は腹巻とか腹を冷やさないようにとか思っていたが 違うのだ。脚も冷やしてはいけない。 レッグウォーマーがあったらなと思う。散歩用。 オーガニックコットンで見つ... 続きをみる

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  • 経過おさらい

    10月 某医院受診。肛門科と消化器内科。注腸検査と内視鏡検査。 11月 某医院からの紹介状をもって総合病院消化器内科受診。 11日初診 血液検査・造影剤CT撮影。14日大腸内視鏡。15日胃カメラ。 16日消化器外科 手術入院予約。入院前検査(レントゲン心電図肺活量) 24日入院(手術の平日二日前が... 続きをみる

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  • 術後五日目

    朝、入って来たのが男性看護師でびっくり。 男性看護師がいるのは分かっているが 男性患者や介護が必要な高齢者に優先的に配されると思っていた。 うわ。お腹まではいいが、お尻まで見られるのはなあ。 でも医者だったら、むしろ男性医師の方がいいぐらいだもんなあ。 医療従事者に変わりはないんだから、医師でも看... 続きをみる

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  • 術後四日目②点滴編

    点滴針は5日、中3日で交換するきまりらしい。 前日「担当」看護師が言った。「だから明日の昼間交換ね」 そして自分は準夜勤だから、自分が来る頃には終わってるねと言った。 朝からそわそわ。 手術前、病室で針を刺す時に看護師ふたりが大騒ぎしたから、 今日もまた苦戦するに違いないと、落ち着かない。 だが待... 続きをみる

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  • 術後四日目① 緑便編

    腸からの内容物は緑色に変化した。 「胃を動かす薬」を入れると緑便が増えると 「担当」看護師に訴えたら 「でもこれ胃だから腸には関係ないよ」と言われた。 そして 「食事が始まったら もっと(便もれの)量が増える」とも言われた。 この日の昼食から流動食が始まることになっている。 それを食べたらこれ以上... 続きをみる

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  • 術後三日目

    「明日 レントゲンに行ってきてね」と前日言われた。 好きな時間にひとりで。 外来患者さんが来る前に行った方がいいかも。 イメージでは車いすに乗って看護師さんに押して貰って 帰りに売店など寄り道して なんてことはないのであった。ひとりでとぼとぼ行くのね。 8時40分。レントゲン室を目指す。受付で手首... 続きをみる

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  • 入院セットレンタル

    中断して、病棟に入るレンタル業者の説明をば。 以前は病院からの病衣貸し出しがあった。一日40円とか。 四年前の義父の入院の際、それを利用しようとしたら、 既に業者が入っていて病衣にあれやこれやついての値段だった。 今回もあった。病衣+タオル+その他消耗品(シャンプーなど)で 一日500円である。義... 続きをみる

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  • 術後二日目

    朝方洩れた。 何がと改めて書くならば、お尻から腸の内容物が。 ガーゼなど通り抜け、下着を汚し衣類を汚しシーツに至る。 着替えは自分で出したが、シーツはどうしようもない。看護師を呼ぶ。 毎回これじゃ自分も嫌だし看護師も困るだろう。 途方に暮れてその時の看護師に「どうしよう」と訴えた。 一応生理用パッ... 続きをみる

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  • 術後一日目

    ここから暫くはびろーな話も出てきます。 苦手な方、お食事中の方はご遠慮ください。 夜の間は酸素やら尿管やらで身動き取れず。 麻酔の影響とか強い痛み止めとかでうとうと覚醒の繰り返し。 朝。10時。リハビリの先生が来る。酸素を抜いて起き上がる。 立ち上がる。廊下に出て歩く。 その後尿管も抜かれ「トイレ... 続きをみる

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  • 前日当日

    手術前日。 検査食と下剤と、医師からの説明と、点滴開始。 医師からの説明。前日になって手術詳細が明らかにされる。 開腹覚悟だったのが、腹腔鏡手術だと知る。そこまではいい。 「ロボット支援」 なんだそれは。ダヴィンチ? なんだそれはああ。 所要時間5時間+前後2時間。 私は寝ているだけだが 家人は病... 続きをみる

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  • 退院

    はやっ。 最短で追い出された。 外科のシビアさに最初から最後まで泣かされた。 ご飯は美味しかった。 でもどんな美味しいご飯も 同じ傾向が続けば飽きる。 シャバのジャンキーな食事が懐かしくもなり 自作の料理が恋しくもあり。 希望通り個室だった。 すぐそこがトイレ 専用のトイレというのはありがたい。 ... 続きをみる

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