退院
はやっ。
最短で追い出された。
外科のシビアさに最初から最後まで泣かされた。
ご飯は美味しかった。
でもどんな美味しいご飯も 同じ傾向が続けば飽きる。
シャバのジャンキーな食事が懐かしくもなり
自作の料理が恋しくもあり。
希望通り個室だった。
すぐそこがトイレ 専用のトイレというのはありがたい。
温座トイレがありたがい。洋式トイレがありがたい。
看護師さんは厳しかった。甘えさせてなんかくれない。
医師も厳しかった。医師対患者の力関係が内科とは圧倒的に違う。
現状を申しますと
傷口はまだ痛い。身体を真っ直ぐにしては歩けない。
立って作業を続けると痛くなる。
腸過敏なんてもんじゃねえ。トイレの水道代が恐ろしい。
なまりきった体に冬の風が堪える。
退院=完治じゃねえぜ! 病院には置いてもらえないだけの話。
手術日は28日月曜日。
開腹を覚悟していたが 腹腔鏡。所要時間5時間。前後足して7時間。
トラブルあって少々延びたらしいが 私は寝ていた。
あれが全身麻酔かあ。本当に意識がふっと切れるのね。
起こされた時には終わってる。そのまま運ばれる。
術後1日目。朝10時。リハビリのスタッフが来る。
ベッドから起こされ降ろされ歩かされる。
歩行可能となれば尿管も引っこ抜かれトイレを強要される。
2日目。朝一番で自力で売店に行く羽目となる。
3日目。朝一番で自力でレントゲン室まで行く。
4日目。昼食から流動食開始。スープ二種 乳酸菌飲料。
5日目。朝昼晩 五分がゆ。おかずもつく。おかずは完食。
残っていた管二本が抜ける。夜には点滴も抜ける。
6日目。朝昼晩 全がゆ。粥はもう食べられない。蓋も開けない。
7日目。普通食。ハレルヤ! レントゲン。ひとりで台に横たわれた。
8日目。医師より退院許可 それ以前に看護師らから「退院」コール。
9日目。本日 退散 じゃねえ 退院。
詳細、注意事項、感想は後日また。
考察もまた。現代病棟の問題点みたいな。外科病棟看護師の落とし穴みたいな。
可愛い実習生さんの話も。
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