大腸を切っているから、いろいろある。
イレウスを経験しているので、いろいろ気を遣う。
すっきりしない日が続いていた。
あれこれ画策してみる。
野菜を摂るのは勿論のこと、
腹筋をしたり、ビオスリーの服用を加減したり。
「よく噛んで食べる」を意識する。
一日排便がない時は早めにマグネシウムを服用する。
ふと気づく。
最近コメが減らない。外食が多いからだが
夕食もパンだったり麺類だったりする。
昼食もパンだったり麺類だったりすると一日米を食べないわけだ。
もしかしてそのせいかと
意図してコメを食べるようにしたら
調子がいい(ような気がする)。
米は栄養の点でも意外と優等生である。
もっとコメを食べよう。
娘の頃の小学校の国語の教科書に
「出征する父親を見送る幼い娘」の話が出てくる。
タイトルは覚えていない。
父親と別れるのが嫌で幼い娘は泣く。
泣き止ませようと、父親は妻に持たされた白米の握り飯を与える。
白いご飯を食べて、娘は笑う。
私はこの話を読んでむかむかした。
今でもこの話の主旨が分からない。
無理して考えると
「父親は白いご飯の味よりも娘の笑い顔を
(最後の)思い出にしたかったのだ」だろうか。
そうかも知れない。
自分がその立場になったら、そうするんだろうが
それでもむかむかする。
したらば、
娘がある日「あの話さ むかつかない?」と言った。
ああ。お前もか。
…他の人はどうなんだろう。