昨日一日寝ていた。
その前日、帯状疱疹ワクチンの接種を受けた。
シングリックス二回目である。

一回目より熱は低かったが、倦怠感が酷かった。
注射を刺した反対側の肩がだるくて痛い。
指関節が痛い。腰が痛い。
何がどうというわけでもなく動きたくない。
ごろごろしながら、つらつら考える。

一回目の時は
「帯状疱疹ワクチン」だからの副反応と思っていた。
インフルじゃ出ないのに、シングリックスだと出るんだなと。
コロナワクチンよりきついんじゃね？と。

だがしかし。
これはXELOX療法の後遺症を増幅してないか？
そもそも。
指先の痺れは療法が終わる頃から出ていたが
むくみとむくみによるものと思われた関節の痛みは
ワクチン接種後からじゃないか？
ちょうど暑くなる頃で、例年夏になると脚がむくむから
そのむくみが末端に出たのだと解釈したけれど
あれはもしかしたらワクチンのせいだったのではないか。

今回も治まりかけていた指先の痺れと指関節の痛みが
接種当日・翌日ときつくなっていた。

帯状疱疹ワクチン（シングリックス）だからか？

療法との相互作用だとしたら
インフルワクチンだとどうなるのだろう。

療法の副作用・後遺症に関して
もっと研究が進むといいのに。情報があるといいのに。
本当にふたりにひとりの病ならば
治療そのものだけじゃなく
治療を少しでも楽に受けられるよう
患者のQOLを少しでも引き上げるよう、専門分野があってもいいんじゃないの？

医療従事者に、化学療法に関する知識
どころか意識がなさ過ぎると感じる。
批判しているのではなく不思議なのである。
ふたりにひとり、つまりはどの分野においても半数の患者が
罹患者であるというのに、歯科眼科のみならず内科ですら
化学療法の実情を知らない。
ということは「ふたりにひとり」という事実は
やっぱりないんじゃないのか。

親類を含む周囲にそんな割合で話を聞かないし
そもそも５割じゃ保険会社も引き受けないと思うんだよなあ…

話が逸れた。
接種から二日後の本日は、倦怠感も消え
起きた時は痛かった腰もストレッチと家事でほぐれた。
指のしびれは幾分接種前よりきつくなっているような気がするけれど。