ジェネリック

調剤薬局に電話をする。
先日受け取った薬が、医師の処方と違っていた件で。
胃薬が勝手に変更されていた。説明を受けていない。
飲み始めたら、やたらゲップが出る。胃が膨れた感じ。
このままでは吐き気に進行しそうで怖い。薬を交換して貰えないか?


交換はできた。だが、問題はそこじゃない。
「ジェネリックからジェネリックへの変更は(薬剤師判断で)できるんです」
「説明も要らないってことですか」
「いえ そこは説明不足ということで申し訳なかったです。
でもジェネリックからジェネリックへの変更は……」
「患者本人の了承は必要ではないのですか?」
「えっと そこは はっきりとは……」


ムカつき倍増である。


ジェネリックからジェネリックへの変更というのも解せない。
それは単に薬局とプロパーの関係ではないのか。
今回交換で差額は発生しなかった。薬価低減目的ではないということだ。
変更の必然は説明されなかった。
変更後の会社の商品を捌きたかっただけのことだろう。


今回の療法で「吐気」は最大の敵だ。
吐気があったら食事も摂れず全身状態が悪くなる。
吐気があったら歯磨きも億劫になり口内炎を引き起こすかも知れない。
吐気があったら風呂上りにゆったり保湿なんてやってられない。
吐気があったら毎日が暗く、QOLそのものが著しく低下するだろう。


こんな胃薬(?)気休めだわと思ってるかも知れないけれど、
気休めだって効果のうちだわ。プラシーボって言葉知らんわけないだろ。
前回その薬を飲んで乗り切ったなら、今回も飲み続けたい。
訊かれたら変更には「否」と答えた筈だ。


薬局も薬剤師も医師同様人の命と健康を預かる立場じゃないのか。
商売根性で調剤していていいのか。


ああ。あったまくんなあ。