思うこと

主婦として家族(別居の親含め)に振り回されて来た。
自身が問題となったことはないのに、
周囲がおこす問題に悩まされ走り回されて来た。
「自分のことだけ考えて暮らしてみたい」
「必要とされたいとか影響を与えたいとかない」


今の状況は、望んだ「それ」ではないか。
自分のこと、それも今日のことだけ考えている。
そもそもの病気のことさえ考えていない。


刹那的で哲学的だ。
この瞬間は「幸福」なのではないか。


深刻な副作用がないから言っていられるのだけどね。
仕事もなく育児もなく(ついでに意気地もなく)。
できることを少しばかりしてかつてない自己肯定感に浸る。
洗濯を干したくらいで自分を褒める。
まともに食事を摂っただけで満足する。


病気になんてならないのが一番いい。
でもなってしまったものは仕方ない。
今自分にできることは「感謝」しかない。


療養できること。頼る家族がいること。経済的に切迫していないこと。


当たり前にトイレに行ける事すら、感謝する。
ああ。歩いてトイレに行けるんだ。
起き上がって、ああ気持ち悪くない。今日もご飯が食べられる。


これまで自分になかった「感謝」が溢れていることも幸福だろう。
辛い時でも維持できれば本物だけれど(まあねえ…)。