XELOX療法終了4週間

倦怠感は消えた。
幾分疲れやすいのは体力不足と暑さのせいだろう。
夕方になっても起きていられる。
夜の散歩も以前と同じところまで行けるようになった。
手足の指のしびれはまだある。
味覚異常はかなり改善したと思えるが、影響は残っている。


日常生活はほぼ元通り。
餃子は当分作れそうにないけれど。
カツカレーとラーメンはまだ食べられていないけど。


長かったような、過ぎて見れば早かったような。
(家人は早かったと言う)



これまでも何度か書いたが、
ここを作っておいてよかった。
みっともない愚痴を連ねたこともあったけれど、
それで救われた。
家人は協力的ではあったものの、所詮は他人事。
心身の痛みを理解し切ることなど不可能なのである。
ここを読んだ人だって、それ以上に理解不能なのだけれど、
それは当たり前。最初から期待もしない。


そのうえで、吐き出せる場所が必要なのだ。


或いはその中に、同じ苦痛を味わった人、味わっている人がいる
という「可能性」。それだけで充分なのである。


とはいえ、読者ゼロではその可能性の希望も抱けない。


おつきあいくださった方、ありがとう。
経過観察はまだまだ続くけれど、不安や不便は消えないけれど、
手術入院というひと山、化学療法というふた山を越えることができました。