三か月だぁ

一番つらい4・5・6日目。うだうだ過ごしております。
8クールのうちの5クール目。
折り返しに入れば気分的には楽になるだろうと当初、
思っておりましたが、そう簡単なものでもないらしい。
最初の一週が過ぎて、24分の一が終わったなどと数えていたくせに、
今は残りの二分の一が重い。


開始から三か月が過ぎようとしております。
半年と言われた期間の半分です。
季節は春に移り、気候も穏やかになってきて、
テーブルの緑も新しい芽吹きを見せてくれてます。
あと半分。
とりあえず、と思った四回は過ぎているのだから、
どうしても辛かったらやめてもいいんだよ。


どうにもならないほど辛いことはない。
寝ていればいいんだから。やり過ごせばいいんだから。
数日すればまたそれなりに楽しく過ごせる。



先日、家人がマンションの公園にまご娘を連れて来た。
娘に散歩に連れ出して欲しいと頼まれてのことだった。
まご娘がここの公園に来たいと言ったらしい。
メールを受けて、バルコニーから眺めた。
小さいなあ…
娘の報告や動画から、なんだかすごく成長した気がしていたが、
まだまだ小さい。もともと小さい。
中身は(入園を控えて)成長したのだろうが、外見は小さい。
あんなに小さいのに頑張ってるんだなあ。


正月を過ごしたきり、三か月会っていない。
中途半端に顔を見せて「次はいつ?」と期待させるより、
会えないものと諦めがついたなら、終わるまで会わない方がいいと。
満足に遊んでやれないのに会っても仕方ないし。
疲れるし。


会いたいなあと思って、ふと気づく。
会いたいのは今のまご娘じゃなくて、2年前の彼女だと。
娘のつわりが重くて、ずっと面倒をみていた。
丸めた小さな背中が懐かしい。
うなじの髪、一筋だけが何故か伸びてくるんとなっている。
私の横で背中を向けて何かひとりで遊んでいる。
一番平和で優しい時間。
今一度手にしたいのは、あの時間。


今はいっそ、顔を見たら泣くであろうまご太(人見知り)を、
とっつかまえて思い切り泣かせて虐めたい。
あれだけおむつを替えてやったのに、もう忘れているだろう。
知らない人同様に泣くのだろう。面白いじゃねえか。
嫌がるまご太を追い掛けて抱っこして放り出して帰ってくる。
楽しそう。


ああ。三か月。過ぎてしまえば三か月。
残りの三か月も過ぎてしまえば三か月。