いい患者は悪い患者 肝臓と血小板

肝臓関係はいくつかHがついていたけれど、
これまで無印だったビリルビンがいきなり「要注意」となった。
1.1→1.3→1.5 上限値1.5にじわじわ到達したなと思ってたら、
今回の採血で2.0に跳ね上がり、先生曰く上限値の1.5倍になったらアウト。
この勢いでいくとやばい。
「一応肝臓のお薬処方しますが 減薬を考えてもいいかも」


でもって血小板。
これもじわじわ減っては来ていた。
183→158→140 
下限値158を割ったものの、まだ100はあるやろと思っていたら、87。
先生曰く「50(5万)を切ったら中止です」。
血小板を増やす手段はない。


肝臓の薬も劇的に効くわけではないが、とりあえずそれに縋ってみるとして。
血小板はどうしようもない。


きついなあ……


とりあえず今回は予定通りの量で実施し、では次回はどうするか。
こちらもとりあえず予定通りの三週間後で。と思ったが、
もしその時血液検査で駄目となったら、一週間後の予約はとれるのか?
「現時点で19日と26日を押さえることは可能ですか」と訊いてみたら、
「できます」と言う。ぽちぽちして通ったから出来たのだろう。
では19日受診して駄目なら26日に再検査ということで。


と点滴室に移動したらば、
暫し後、看護師から「これ 先生の取り消し忘れですかね」と訊かれた。
いえ。かくかくしかじかですと答えたら、暫し後「これは駄目です」。
「一週間後の予約はとれません。患者さんの判断でいいので決めてください」
少し考える時間を貰った。


19日を残して26日を消して19日がダメだった場合26日の予約がとれるか。
とれなかったら、次週はGWだ。連休後は予約も混む。
普通に考えたら、いつもどおりの周期で血液の状態が改善するわけがない。
少なくとも血小板は確実に減る。
医師は1週間遅らせることに全然抵抗はないようだった。
拘ったのは私だ。一日も早く全日程を終えたいから。
一日も早く終えたいからこそ、ここは危ない橋を渡るところではない。


「26日でお願いします。薬の処方も変更して頂けますか?」
了解。だが、医師は診察中でなかなか連絡がつかない。
点滴が終わっても変更後の処方箋が届かない。看護師が電話をしたらば、
医師が慌てて持って来てくれた。


一週間間隔の予約をとってしまって先生、怒られなかったかなあ。
嫌味を言いそうな看護師だったしなあ
(仕事熱心と言うか所属部署へのプライドが高いというか)。
忙しいのに急かしてしまった悪かったなあ。
勿論点滴室の看護師にとっても余分な仕事だったしなあ。


でも最初から19日を諦めていたら、ずっと引っ張ってしまうと思う。
だからいいよね。


「いい患者は悪い患者」ってどっかに書いてあったしさ。
要求をぶつけて撥ね返されるくらいでいいのさ。