やっぱ過酷だよねえ…

体重を計る。減っていた。
喰っちゃ寝生活で減っていた。


それだけダメージを受けるということか。
寝ている間も身体は薬と闘っているのか。
つくづく、心身ともしんどい療法だと思う。
目に見えない効果のために、身体を傷めつける。


療法を受けるかどうかの説明の際、
再発率だか生存率だか、一割の違いが出ると言われている、
みたいなことを聞かされた。
一割のためにやるのか。
副作用の度合いをみて考えるとして、とりあえず受けてみるか。


治療開始後、新聞記事で読んだ。
血液検査で陽性陰性が分かり、陰性の場合は療法の必要はない。
陽性の場合は一割どころじゃない、四割以上の差が出る。
まだ治験段階で、研究結果を学会だかアメリカの雑誌だかに出すという話。


まあ、こういうのって「欲しい結果」に合わせる部分があるから。
患者の性別年齢基礎体力疾患などの分布も分からない。
療法を受けなかった人の理由も分からない。
だから現段階で真に受ける気はないけど。
でも将来、血液検査の有効性が実証されたとして。


この血液検査に間に合わなかったことを不運とするか幸運とするか。


私はねえ、知らぬが仏の主義なのよ。
座右の銘は「塞翁が馬」だけど、そこに並べたいのが「知らぬが仏」なのよ。


上記の件は新聞に載ってたから読んだけど、情報はあまり拾いたくない。


家人が「医療最先端」みたいな番組を予約するわけ。
私は怒るわけ。
そんなん知ってどうなるわけ。



今日は昨日より体が軽い。
でも、次のクールに入れば、また同じことを繰り返す。
折り返し地点だから、ここからは「あと〇回」と言えるのが救い。


でもね。
やっぱりしんどい療法だと思うよ。
私への同情は要らないけど、対象者への理解は深まって欲しいなあ。