XELOX療法4クール目開始

始まりました。
まずは採血。診察。担当医不在につき代替の医師。
若い女性の医師。担当医も女医で美人さんで、たくましい。
今日の先生は顔も体形も可愛い。この人に手術されると思うと、
ちょっと不安で、なんだか恥ずかしい(はあ?)。話すのは楽しかった。
Lマークちらほら。とりあえず問題なしとのこと。
点滴室。
看護師に「手の甲から手首にかけて10日間痛みが続いた」と訴える。
看護師から医師に伝達。若い男の医師。顔は覚えてないが苗字は同じ。
こいつか? 違うような気がしないでもない。どうだ。
血管を探す。なんとか見つける。刺す。なんとか入った。
「でも 点滴の場所としびれが関係あるとは限りませんよ」と言う。
てことはこいつだな。なにいうてんねん。点滴の場所やなかったらなんや。
「薬の副作用でしびれは出ますからね」
んなん知っとるわ(ぼけ)。そのしびれとはちゃうっつうねん。
てかしびれやない 痛いんや(ぼけ)。
「だったら反対側の手もしびれますよね。これまでだって…」
それ以上追求しても仕方ない。医師は逃げて行った。
看護師が「伝わってないみたいですけどね」と失笑した。
「でも いいところに刺して貰えてよかったですね」
それほどいいとこでもない。腕の内側ではなく外側。
しかし多くは望むまい。


点滴が終わって外に出る。
3週間前と違って暖かい。いけるんじゃないかと思ったが甘かった。


昼ご飯を買いに売店に行く。売店に入る前にと、その階のトイレに入った。
手を洗おうとしたら水だった(お湯ではないということ)。
洗い流しは最小限にしてペーパーで拭き取る。それでも痛みはくる。


痛み、というほど単純ではない。生気を持って行かれる感じだ。
すううううっと指先から生きる意欲が引き出されていく。
泣きたくなる。ばかみたいに泣きたくなるが、泣いても仕方ない。
鞄からカイロを出して封を切る。
手を温めた後、腕を温める。


会計を済ませて薬局へ。薬局まで迎えに来て貰う。


帰宅して、遅い昼食を摂り、横になる。
これまではここで美容院に電話するのだが、身体が重い。
どのみち前回切り過ぎたか、髪が伸びるのが遅くなったか、
前髪が気にならないので、もう少し後にすることにしていた。


うとうとして起き出す。熱いお茶を飲む。薬の仕分けをする。
これを打つ。


予定通り点滴を受けることができてよかった。