株の話と生活保護と

なんでこのネタを並べるかな って感じですが。


ブログ書こうとしたらば
証券会社の担当者から電話が入った。
以前に欲しいなーと言った株が少し下がったがどうかと。


私の株は気が向いたら という程度のもので
投資よりも優待目的でふらふらしているだけだから
ブログ書いたり食べ物屋さんのインスタ回ったりして
時間が余ったらチャートを見るぐらいのもので
(それも今だけだが)
だから今日は(昨日も)全く見ていなかった上に
面白優待株をメモしたノートも見当たらない。


欲しいなーの株もすごく欲しいまではいかないので
あと100円ぐらいは下がらないと気が乗らないわと
断った。
担当者の青筋の幻影を見たが
タイミングが悪い。


中山七里を読んでいる。
前に読んでいた外科先生と同じ書架にあり
ヒポクラテスの文字に引かれて読み始めたわけさ。


ヒポクラテスは法医学がらみで司法解剖の予算が少なすぎるため
必要な解剖が行われないという社会問題を扱っていた。
それはそれで重要なことだが
「護られなかった者たち」では生活保護を題材にしていた。


生活保護から受けるイメージは二分される。
ひとつは不正受給。
パチンコに行っているだの車を隠しているのだの
某外国人団体がどうのと。


もう一方で「おにぎりがたべたい」と書き残して餓死した話。


いつだったかどこだったか記憶になかったが
出てきた。北九州市だそうだ。
その前年厚労省に「受給割合が全国で一番低い」として
褒められたという。


他の福祉や就労支援が充実していて、生活保護の必要がない
というのならいいことであるが
餓死者が出るようでは疑問である。


とはいえ予算がないのではどうしようもない。
先の司法解剖の話と同じである。


普通に生活していたら知らないままであることも同じだ。
変死者はこれまで周囲にいなかったし
生活保護を受けている人物も今のところ身近にいない。


これ以外にも
犯罪被害による死亡者の遺族の問題とか
「知らないけれど当事者になったらものすごく腹が立つ話」
というのはいくらでもある。


知ったから何ができるというわけでもないが
(私のような怠惰な人間の場合ね。行動力があれば違う)
知らないでいるよりはいいのかなあと思いつつ
暫くは中山千里を読み続けることになりそうだ。


そういう(社会問題)ことを抜きにしても面白い。
(なぜか)女性だと思っていたら、男性だったけど。