病院の給食

二度の入院中、おいしくご飯を頂いていた。
もともと「給食」に付加価値を感じる傾向にあるからかな
と思っていた。


過去の入院歴は出産の時ぐらいしかないが
その時毎食平らげていたのは勿論、
家人が胆石で手術入院した時は、家人の代わりに給食を食べていた。
当の家人はというと、食堂で食べていた。


家人がアキレス腱で入院した時も
食堂がなかったので、お弁当を買ったり作ったりして持参し
病院の給食はやはり私が食べていた。


だから基本的に病院食が好きなんだろうが
入院中の食事は治療の一環ということも聞いていたので
おかずだけは必ず全部食べるべきだと思うし、実行してきた。


しかし。
訪問ブログ先に病院の食事の写真が載っていて
見ただけで食欲が減退するのを感じた。
私をしても完食が約束できない給食ってあるんだ…


自分の入院先の食事は、美味しかったのだと実感した。


毎回大当たりというわけにはいかないが
続けて外れるということはなかったし
外れたと思っても食べられないことはなかった。


ああ。あの病院でよかった
と思いつつ
病院選びの条件はそこだけじゃないだろ とも思う。


訪問先ブログの看護師さんたちは優しいようだから
悪いことばかりじゃないわよね。



給食の話のついでに。


育児中。
近所の小学生にご飯を食べさせたら
「給食ぐらいおいしかった!」と言った。
どういう意味かと思ったが
その母親が言うには「最大級の賛辞」なんだそうで。


先日まご女が幼稚園に行くのを見送ったのだが
「んじゃ きゅうしょくたべにいってくるから!」
と出て行った。年少の言うことか?
どうであれ楽しみがあるのはいいことではある。


子どもたちの面談にいくたび、担任からの一声は
「給食を残さず食べています」だった。


もう一度食べたい給食。
鯨の竜田揚げ。