折り紙と新顔さん

指先の痺れはまだ残っているが
以前のような鋭い痛みを感じることはなくなった。
鈍くなっているのは後遺症なのか
後遺症ゆえの鈍化なのか分からないが
リハビリで折り紙とかするのもいいのかなあと
ふと思ったランチ時。


予約して行くと、テーブルにウエルカムのプリントが置かれている。
持って帰るまでもないが、残しておくのも虚しいなあと
四角くカットして箱を折り、フレッシュの容器など入れておく。


半年前はランチは食べられても折ることは出来なかったが
箱の本体と蓋、残った端切れでツルを一匹、折ることが出来た。
けれど時間がかかる。角がいまいち。


まご達が折り紙に興味を持ち始めたようだし。
レパートリーを増やしておくのもいいんじゃないか。


子育て期。近所の子どもたちを預かって夕食を食べさせた時
玩具を片付けて帰るまでの間、一人一枚折り紙を配った。
夜、片付けも終わり、人数も限られているこの時だけの特権。


それぞれ自宅に、もっときれいな折り紙があるくせに
「一枚だけ」しか貰えないことが付加価値となるのか
変哲ない無地の片面の折り紙を、熱心に選ぶ。
自分で折ることが出来ないものを、私に依頼することも可能である。


出来上がった「作品」を各自大事に持ち帰る。
そんな光景を思い出す。



ランチ後、ホームセンターに寄る。
目的は段ボールだが、楽しみは園芸売り場である。
最近150円ほどの1号鉢がお気に入り。
どう育つのか分からないのがいい。
観賞ではなく、経過観察が目的。
(タネから育てる気はない)


万宝。セネシオ属とやらは初めてである。