株(券)の話

先日書いたタカラトミーの株。
2510円指値で500株。
せこいが、それ以上に上がったら残りの500を売ろうかと。
その日のうちに売れて、更に10円上がり
そこから下がってきている。
盛り返すのかどうかは分からないが
まあ自分としては上出来だったのではないかと。


ついでにスカイラークも売る。300株だけ残っていた。
こちらも2510円指値で。即日約定。
こちらは2540ぐらいまで上がって、下がっている。


来週の市場はどんなかな。
外食株の優待を書き出して眺めている。



今は電子化されて特別口座での売買だが
以前は「株券」の売買だった。
株券の裏に名前を書くところがある。
株を買ったら証券会社とかで現物を受け取り
代行会社とかで名義書き換えをするのだが、これが面倒くさい。


優待や配当目的ではなく、売買益が目的の人が
買うだけ買って書換をしないということもあったらしい。
株券の現物があれば売ることが出来たから。
そういう株が権利確定月を跨ぐと
売った株の配当金が届いたりしてラッキってなこともあったらしい。


電子化後、約定と同時に名義も変わるからそういうことはなくなった。


電子化の手続きはそれなりに面倒だったし
電子化したら株券は手元に残せない。
電子化しないと配当が受け取れず、売買も出来ない。


某人は、日本銀行の株券の、自分の横(つまり前)の欄に
政界著名人の名があると自慢していた。
サンリオの株にはキティちゃんが印刷されていて
コレクターが電子化を躊躇しているという話を証券会社で聞いた。
我が家の株にはそういう曰くはなかったので
「手続きが面倒くさいなあ」ぐらいで終わったが、
後日、古い株券が引き出しから見つかって、まじまじ眺めてみると
株券の頃がよかったなあと思う。重みがある。


株券だけじゃなく、古い紙幣もな。貫禄が違うよな。聖徳太子。


株が電子化され数字化され
紙幣から重厚さが消え、重厚さどころか通貨さえ電子決済で数字化され
つまらない時代になった。