心身の余裕

一日子守。まご女とまご男を預かる。
婿さんの誕生日。


一年前の入院宣言から婿さんはずっと頑張って来た。
娘も旦那もそれなりに頑張ってはいたけれど
多分婿さんが一番頑張った。
これからは少しでも婿さんが楽できるよう
私が頑張りたい。
…そう思って実行できるようになった。


これまで気持ちはあれど自信がつかず思い切れなかった。
でもいつまでもそれじゃ何も始められない。
いい機会だから
「ランチの間だけじゃなく 朝から連れておいで」
「お昼もこっちで用意するから」と娘に言った。
そして昼寝も済ませて、夕方歩いて送って行った。


疲れたけれど
子どもたちや孫たちのために何かをしてやれるというのは
やはり嬉しい。
疲れるだろうなと思いつつも、なんとかなるさと
提案してやれるようになったのだ。
これまでは「疲れるだろう」「無理はしたくない」と
「してやったらいいんだろうけどな」で終わっていた。


実行できるまでに回復したんだな。
手術から一年。予備化学療法終了から半年。


長い一年だった。