で結局

息子に捧げた一日でした(嘘)(笑)。


朝ご飯を食べさせ美容院に送り出す。
息子が何か持っている。「おみやげ」
美容院オーナー夫妻に京都みやげだって。


一時間半後戻る。段ボールを取りに寄ったのだが
電話で話し始める。結構長い。
終わったのは11時。
「今からご飯作らなきゃな」と息子が言う。
パン粉を使い切るためにとんかつを作る予定なのだ。


「かつはこっちで仕込んで夕食にして 昼どこか行く?」
「三人でってこと?」 「うん」 「いいね!」
どこに行こう 午後出社ということは1時? ううん 2時。
だったら お寿司に行こう。夜揚げ物だから。
「あー わがまま 言っていい?」 「何よ」
「俺 今から着替えて そのまま駅に送り込んで貰いたい」
それわがまま言わない。


息子は初めての店だった。
あれこれ食べて、最後に何を食べるか。
皿の色を気にして食べていた頃、一番最後だけは好きなもの。
今は気にしなくていいよと言っているのに。
「カニか」「穴子か」 両方でいもいいよ。
「時間かかるけど 穴子」 時間に制限があるのはあんただけ。


息子の部屋に肉とパン粉を取りに行く。


夕方、キャベツを切り、肉を下拵えし、カボチャのチーズ焼きを作り、
ジャガイモも少し揚げてやろうとスライスし。
息子は入って来るなり「イモだ!」とはしゃいだ。愛い奴め。


家人が通っている接骨院の話になる。息子も時々世話になる。
「ああ 先生に会いたいなあ」 接骨院に行きたい ではなく?
「そうだ お土産買って来て持って行こうかなあ」
なにしに。
「だって あの先生 癒されん? 話し方とかさあ」
そうだっけ。先生のお母さんも癒し系だけれど。
だからといって用もないのに「先生に会いに行く」はないだろ。


日曜日、冷蔵庫の中身を持って来ることになった。
夕食を絡めようかと言ったらば
「きゃべつ 俺 切るから」 もんじゃ焼きですね。
まあ いいか。半日かけて用意すれば。


可愛い息子のためだもんな!
もう可愛い年でも図体でもないけどな!
けど娘に比べるとはるかに楽なんだよな。


「あんたとA子(娘)と足して二で割るとちょうどいいんだけどなあ」
「俺ごときじゃ 姉ちゃんのアレは打ち消せないよ」


まあね。