息子と姪と甥 生八つ橋の威力

9時20分 息子が娘宅を訪問。
11時 息子よりメールが届く。


「めちゃなついた!」


おお。


「最初は警戒心やばかったけど 生八つ橋食べさせたら
爆食いで抱っこさせてくれた!」
……
「姪こが お店でうなぎ食べたいの って言って来た」
……
「おねだりかな? アイスが好きなの とか」


おいしいものをくれる人認定されたか
ちょろい奴と認定されたのか。
息子よ。


まごたちは餡子を食べさせてもらえたのか と思ったら
そこはさすが息子「餡子入り」「餡子なし」二種類用意したのであった。
ああ。だから二箱だったのか。


「生八つ橋二箱で愛が買えるなら安いもんだ」 by息子。



まご女誕生とコロナ発生と同時だった。
まご女出産の時はまだ婿さんが立ち会えるほどだったが
退院の頃には消毒ジェルもマスクも店頭から消えていた。


里帰りで娘たちは我が家にいる間も、
我が家は息子の通勤ルート上であったにも関わらず、
気安く立ち寄れる状況ではなかった。
娘たちが10分のところに越してきてからも
なかなか訪問できずにいた。
殆ど会うことがないまま時は過ぎる。
息子は姉から送られてくる動画に慰められてきたが、
まご女の方は叔父の動画など見せられていない。
息子の片思いのまま。
今年の誕生日に漸く貢物(プレゼント)によって交流できたとはいえ
暫く会わなければリセットされる。
今回もまた泣かれるだろうと危惧していたわけだが


生八つ橋! 侮りがたし!


その後、娘からメール。
「餌付けしたら すぐ仲良くなった」
「楽しかったって 変な奴」


おやつの時間でないのに、生八つ橋を与えてくれたのは
娘なりに弟への配慮だったか
婿さん不在(美容院)中の、子守確保が狙いだったか。



ちなみに「生八つ橋」はもともと「餡子なし」らしい。
餡子入りのものがその後に売り出され「あんなま」。
私は餡子入りを主に食べて来たから知らなかったよ。