味覚回復をしみじみ味わう

一か月前に行った店で昼食。
前菜のうちの一品が前月とかぶった。
「あれ? 全然違うやん むっちゃ美味しいやん」
おかしいなあ。作り方変えたんかなあと思い、
いやまて、と思いつく。
変わったんは私の口。私の舌。
先月はまだ回復途中だったのだ。
「そこそこ美味しい」と「しっかり美味しい」の違いを
しみじみ噛みしめた。


ああ美味しい。美味しい。口からも出る。
こんなに美味しかったのね。
おかしいとは思ったのよ。もっと美味しい筈だけどなあとね。
でもこんなんかなあと言い聞かせたのよ。
やっぱりここはあんなもんじゃないよな。
工夫の上に美味しさがなきゃ意味がない。



先月はとうもろこしのブラマンジェ。
今月の焼きナスのスープの美味しかったこと。


この季節、焼きナスのなんちゃらが嬉しい。
皮の焦げた香ばしさとナスの旨味が溶けあって、もう。
ああ 美味しかった。


ランチは子守りのご褒美(自腹だが)。
今日もまご男と留守番。今日も泣かれた。
娘たちが出ていくとすぐに泣き止んだが、リビングに来ない。
暫し放置の後、のぞきに行ったら寝転んでいた。
「なんだ 新バージョンか」と言ったら、にやりと笑った。


前日の遊びをひととおり。
その後絵本を持って寄って来た。
どうするかなと思ったら、ひざに乗った。おお。


明日も子守。
明日は午前まご男からの午後、まご女。
終わったらカフェでお茶しようっと。