家人のこと 趣味編

幸福の木を切った。問題ありの一本。
挿し木用に切り分け水に浸けてある。
保護剤も買った。想定より遥かにでかかった。
使うのはちびっと。残りをどないせえとな。

相当いい加減な切り方だったから、
挿し木が成功するかどうか分らん。
本体の方は切り方は関係ないだろう(と思う)。


もともとは家人が買って来た木である。
引っ越して数日。まだ段ボールがあちこちに積まれている中、
家人が鉢を抱えて帰って来た。それもふたつ。


まず片付けだろうがよ!



息子も似たとこあるなあ。
掃除しろと言うと
一箇所だけ片付けて、そこを飾り始める。
全部を片付けてから飾れよ。



その後鉢の世話は私の仕事。
まあ専業主婦だかんな。水やって葉っぱ拭いて。


落ち着いて暫し後、
今度は「熱帯魚を飼おう」と言い出した。
大型の水槽とあれこれ。初心者向けのグッピーと
なんだったっけ、ひらひらしたやつ。


その後の世話は全部私。
まあ専業主婦だかんな とは言えない。植物とはわけが違う。
大きいので水換えも大変なのである。苔を洗い落とすのも。
「プレコを飼おう」ということになったが
今度はプレコのエサに困り(苔はすぐになくなった)
きゅうりを買うことになる。きゅうりも安くはなく
「じゃ ベランダで栽培しよう」とプランタンその他を買った。


その後の世話は勿論私。



ゴルフに釣りにボーリング。
通うのは勿論家人自身だが、道具の管理は私の仕事。
子どもが生まれてモノが増えて、あっちやったりこっちやったり。
キャンプ用品も買ったはいいが、使わないまま
あっちやったりこっちやったり。



家人と孫が買って来たサボテンがついにご昇天。
「まあ 仕方ないか」と家人。
世話してないもんな おめえはよ。
サボテンはそもそも好きやないねん。
なんで世話してやってんのに刺されないかんねん。



家人が買って来た幸福の木。
私が世話してきた幸福の木。
さて どうなることやら。花は二度楽しませて貰った。