車を買い替えて三か月が過ぎた。
乗るたび杉田二郎が流れる。
「次から自分のCD持って来るかんねっ」

私が所有するCDはアニソンのみである。

慌てて家人
次々と自分のCDを録音し始めた。
洋楽・クラッシックなど。
それならまあ　いいだろう。
車の中は家人の城でもある。

だから自分のCDを持ち込むのはやめた。
そして今日。
杉田二郎が流れた。

「おい」
家人はオーディオを操作して別のアルバムを選んだ。
なつかしのフォーク。

洋楽はどうなった。クラッシックはどこいった。
己れの文化度を誇示するだけのアイテムか。

まあいいか。
古い曲は安心して聴いていられる。音程も歌詞も。

木綿のハンカチーフを聴き
「自分が都会に行くって発想はないんだな」と思った。
ああ。でも変わってしまった恋人を見たくないんだな。
今の恋人の目に自分がどう映るか。
きれいな思い出で終わりたい。

一期白書をもう一度。
カラオケで歌う時は松任谷由美バージョン。
就職が決まって髪を切ってきた時。
先に髪の毛切らないと就職決まらんだろ。

カラオケもずっと行っていないなあ。
コロナ以降行ってない。
今行っても声が出ないだろうし、何曲歌えるか。
まずアニソンから入るから、疲れるんだよ。
アニソンってテンポ早いのが多いから。
でも行きたいなあ。思いっきり歌いたいなあ。

午前中、娘宅に絵本二冊届けたが、
「シール絵本は夏休みまでとっておくね」ですと。
せこいと言うべきか、さすが私の娘と言うべきか。
「まあ　任せるわ」

夕方、ホームセンターに寄って、外食。
味覚障害はまだあるから、思う存分楽しめるわけじゃないけれど
外出外食ができると嬉しい。家人も喜ぶ。
それなりに美味しかったよ。

マンガも届いたし。今日は一日晴天。