血と地の束縛

唐突でありますが、旧約聖書。創世記。


ご存じアダムとイヴ。
神はまずアダムをお創りになり、動物たちを創り、
それからアダムを眠らせて、その肋骨からイヴを創造なさった。


余談だが、「なぜ肋骨なのか」という問いが、
タルムードにある。
「女性が男性の胸に寄り添うためである」
指の骨でもなく(使役されるのではなく)、
足の骨でもなく(踏みつけにされるのでもなく)、
頭の骨でもない(踏みつけにするものでもなく)。


ここから先はタルムード関係なく、私見である。
どうして神はすぐにイヴを創らなかったのか。


神は試された。アダムを。
イヴ以外の伴侶を動物たちの中に見出すのではないかと。
神はアダムを手放したくなかったのである。
ぶっちゃけ「イヴに盗られたくなかった」のである。
イヴがアダムを楽園から連れ出すことは分かっていたのだ。
だから「ここらで手ぇ打たへん?」と次々と動物をあてがった。


なんて不謹慎なと言うなかれ。
ユダヤ民話に「アダムの末裔」なるカエルが登場する。


アダムは「なんかしっくりこない」「寂しいよ」と言う。
神は仕方なくイヴを召喚する。
やがてふたりは知恵の実を手にする。


楽園を出る。
ここで改めて「アダムはその妻を知った」と記される。
旧約において「知る」とは「性的関係をもつ」ということである。


またまた余談だが、
ご存じソドムの市において(え? ご存じない?)
民衆が天の使いの滞在先に「あの人を我々は知りたいのだ」と
押し掛ける場面がある。
この「知る」も上記の「知る」……なんだろうなあ。ソドムだし。


結局何が言いたいんだ!


人は親の家を出ないと本当の婚姻は結べないのだということ。
物理的にはさておき、精神的にね。



日差しが強いので外に出られない(色素沈着)。
片付けをしたいけれど腰痛が完治しない。
寝転んでいたいけれど、これ以上筋力落としちゃいかん。
テレビは見たくない。縫い物も指先を傷つけるといかん。
肩こりもきたので本も(まんがだが)読めない。
てなわけで、ぐだぐだパソコンいじってますの。


昼ご飯は作りましたよ。
タラの芽が届いたので、ゴーヤとピーマンと舞茸で天ぷら。
家人のために玉ねぎと三つ葉のかき揚げ。
胃もたれ。


娘が、先日私らが辿り着いたケーキ屋に行ったとかで、
買って来てくれた。おやつ。
喰うんかいっ。


その後、散歩に行くつもりではあります。
ゆっくり身体をほぐしていかないとね。