マンション管理 構想

素人の妄想と笑って読んでください。


◇超長期収支計画表。
長期修繕計画表はあくまでも「修繕」。
国交省指針をもとに組み立てられた大規模修繕を軸とする。
おおむね30年。
だがマンションの寿命は今や100年の時代。
30年先の見通しでは甘い。
(大規模)修繕以外にも見込まれる出費はいくらでもある。
終末を見越しての収支計画表を作成すべきである。


◇特別口
一般に「管理費口」「修繕積立口」のふたつである。
「積立口」が貯蓄の感があるが、貯蓄の役割は果たしていない。
家計費で考えてみるといい。
リフォーム業者やディーラーに全財産を明かして相談する人はいない。
しかしマンションはコンサルに全財産を晒しているようなものだ。
コンサルはそれを可能な限り使わせようとする。
管理組合側も赤字にならなければ、と気をゆるめている。


業者に喰われないよう「特別口(名称はなんでもいい)」を設置し、
「非常時の出費」「解体費用」に供えるべきだと思う。
上記、超長期収支計画表とリンクする。


次の段階で積立金徴収額を、国交省指針の額まで引き上げ、
余剰分をこの「特別口」に貯める。
徴収額が指針に達していないことは火災保険料にも影響する。
一石二鳥の策(の筈)だが、道のりは遠い。


住民も役員も、無駄な金は使うくせに、値上げには過剰に反応する。
(だったら節約しろや)。


◇管理組合の縦横の繋がり
縦は時間軸を言う。数年前の記録すらろくにない。
管理会社にお任せであるが、管理会社もいい加減である。
都合の悪い記録は伏せてしまう。役員の申し送りとノートで補うべきだ。
横は他の管理組合との連携を言う。情報交換と可能な場合は工事の共同発注。
組織を大きくすることで業者との交渉を有利に運ぶ。


どうでしょ。
一部のことは実現に向けて働きかけたんですけどねえ…