フィギュア

WBCに続いてフィギュアスケート、快挙でした。


ああ。私宇野くん好きだなあ。スポーツ選手の中で一番好き。
歴代男子フィギュア選手の中で一番好き。
少年ぽさを残しながら、いつの間にか男になっていた。


彼のステップシークエンスは押しつけがましさがない。
押しつけてくるのではなく、引き寄せる。
他の選手の時はジャンプの瞬間に思わず力がはいるのだけれど、
彼の時は違う。ステップの最中に何度も力が入る。
緊張ではなく、動き出したくなる自分を抑えるために。
曲と彼の動きに、自然とこちらも踊りたくなる。動きたくなる。


優勝おめでとう。連覇おめでとう。出し切ることができてよかったね。


女子の坂本選手も好きだ。出し惜しみのなさがいい。
出し惜しみする選手などいるわけがないのだけれど、
力配分とか自分の限界とか、そういうものを蹴り倒す勢いが彼女にはある。
姐さんと呼ばせてください。
でも今回の衣装はちょっとなあ……
優勝おめでとう。連覇おめでとう。


ところで「人類初四回転半」って何ですかね。
人類以外に何が氷の上で回るんでしょう。


この言葉を聞いた時、思い出したのが
「銀のロマンティック わはは」という古いマンガです。
この中でワンコが飼い主である主人公に見せるために四回転してる。
「お嬢さん 違う。タイミングが少しだけずれているんです」
犬である彼には言葉で伝えることが出来ない。ならばやってみせるのみ。
とばかりに四回転、するんですね。
これが現実なら「人類初」もいいけどさあ…


このマンガの中でエキシビション、男女逆転しての演技を披露する。
つまり女子が男子をリフトする。


マンガっていいですね。