株でも金でもない。自分の身体。
何が起きても自分から離れないのは身体。

投資で１０００万円稼いでも
１０００円のかつカレーが食べられないなら意味がない。
療法中の一年前を思い出す。
辛いもの冷たいものはダメとか生ものはダメとか制限が多い。
味覚障害が始まったら食べる楽しみはほとんどなくなる。

今は食べたいものは何でも食べられる。
美味しいものは美味しい。これ以上の幸せはない。

行きたい場所にも行ける。家事も全部できる。
ぐうたらだけれど、働いてこそのぐうたらだとも思う。

子どものころ読んだSF。タイトルも詳細も忘れたが
ロケットの中もしくは潜水艦か、そういった状況で
上位に立とうと富豪が手持ちの金塊を提供しようと言う。
艦長だか船長が鼻で笑う。
「そんなもの配管にも使えませんよ」

金。分割が可能な業者が見つかったと電話が入った。
５００の塊で売るよりも小分けして売った方が税負担が少ない。
というか、そのまま子どもたちに渡せばいいのだから責任も軽い。

１００だけ売って金貨にしようかなと遊び心がむずむず。
それこそチョコやねん…
カンガルーとか可愛い。