時々かわいい

子守、午前の部と午後の部、だった。
午前の部。娘、幼稚園の役員会につき。
想定より長引いたので、慌てて私らの昼食を買いに行く。
子守が終ってからのんびりランチの予定だったのだが。


午後の部。まご女スイミングにつき。
私ひとりでまご男の子守。すっかり懐いた。
旅行先で買った、かめのぬいぐるみを持って来る。
かめの足でくすぐったら大喜び。
あとで分かったのだが、かめは姉(まご女)所有だった。


まご女は娘に比べると物欲は薄いが
帰宅後、私が抱いているのを見て怒った。
目覚めた自我によって「自分で選んだ」ものだから?
というのは考えすぎで単に「買ってもらったばかり」だから?



入園後、精神的な成長、著しい。
私に対する執着も薄れたようで、楽なような寂しいような
かつての負担を思うと、やっぱり嬉しい。
あの執着は重かった。責任やまご女の将来を思うと憂鬱になる。
どうやったら世界を広げてやれるのか。
でも拓けるのだ。その時がくれば。


は、いいけれど。
下品な言葉を言うのが楽しいお年ごろ。
「おしり」「うんこ」
よもや、あの可憐(だった)まご女の口からそんな言葉が聞けようとは。


笑えるのは「おむね」。
正しく(?)は「おっぱい」であろう。
「うんこ」同様「おっぱい」が大人が嫌がる単語である
ということを理解した上で
「おむね」と言い換えているようだが「おむね」じゃあなあ。
かといって訂正してやる気はない。



まご男はいつも、ままごとを広げるが
母親とは、ままごとはしないらしい。


相手によって遊びや態度を変える。
おむつの時も、本当なら自分でズボンを脱いだり履いたりできるのに
そうとは知らず抱っこでやっていたから
私の時は自分でやらない。
ご飯も、母や姉と食べる時は一心不乱なのに
私が横にいると遊ぶ。常に口には入っているけどな。



姉弟で遊ぶ姿が見られるようになった。
子育ての中で一番好きな場面だ。