誕生日

ドラえもんと同じ誕生日である。
娘からハンカチを貰った。
ハンカチ? 特別なハンカチである。
まご女が描いた絵が刺繍されている。よく考えたものだ。
使えるし邪魔にならないし記念になるし何度も眺めて楽しめる。


なかなか味のある絵である。
シンプルな線で特徴というか独特のニュアンスを表現してる。
幼児は皆、天才で芸術家だね。


ケーキも貰った。
ケーキ屋から電話してきて「どれがいい?」。
「分かるか そんなもん」「〇〇〇〇とか △△とか」「分からんて」
私が好きなのはタルトやパイ系。チョコ系もいいが、これは自分で見ないと。
家人はその店で食べて以来サヴァランのファンである。


一昨年だったか母の日だったか、
娘と息子双方からケーキを貰い、こりゃ堪らんと
昨年の誕生日、先手を打って息子に「鉢植えの花が欲しい」と伝えた。
ほぼ毎年の恒例ではあるが、今年もくれるつもりかどうか分らんのに
こちらから〇〇がいいとは言いづらい。
子ども同士ですり合わせてくれるのが一番なんだが。


誕生日祝いなんて、なければないでいいと思っていたが
何もないのも寂しいと感じるようになった。そういうお年ごろ?
かといって欲しいものはこれといってない。


だから今年のハンカチはとてもよかった。
自分では絶対買えないもの。
とっておくにせよ使うにせよ、扱いに困るということがない。


子どもの誕生日祝いは20まで。クリスマスは18まで。
お年玉は大学卒業までだったか。
プレゼントを考えるのが面倒で
サンタさんが来なくなってからは現物か現金だった。


サンタさんといえば…
と言う話はまた後日。