大腸カメラ 検査編

受付を済ませると更衣室に案内される。
検査着に着替える。
使い捨ての穴あきパンツを穿いて
Tシャツの上からガウン式の検査着を着る。


呼ばれたら検査室に入る。


一般に腸の動きを止める注射を使用するのだが
寸前に「なしでやってみましょう」と医師が止めた。
薬なんて使わずに済むのなら使わない方がいいでしょ
腸の動きが悪いようだしね。


医師に背を向けて横向きで寝転ぶ。
ジェルらしきものを塗って、いよいよカメラ挿入である。
途中から仰向きになる。脚を組むように言われる。


意外と楽だった。
もちろん痛いことは痛いのだが
「まだまだこれからだぞ」と思ったところで
「一番奥まで行きました。戻りながら撮影です~」と
看護師が言った。「モニター 見てて いいですよー」
戻る時は全く痛くない。のんびりモニターを眺める。


できるだけ体の力を抜いて、呼吸を大きくするといい。
ここぞ(曲がり角?)という時は医師も
「はいー ゆっくり大きく息を吸ってー吐いてー」と言う。


ゆったりした呼吸だけを意識していたら
痛みや抵抗を受け流すようで、幾分楽なんじゃないか。
撮影や切除を伴わない大腸カメラは、それほど辛くない。
時間も短い。
検査台にいるのは15分足らず?


15時20分。病室に戻る。
16時。先生が来る。検査結果、問題なし。手術痕もきれいだったそうだ。



てか閉塞するほど狭くなっているところもなかったようで。
やっぱ直接原因は食べすぎかなあ…



今回、夜中まで下剤の影響が続く。
検査食が少なかったせいか、腸の働きが本調子じゃないせいか?


何はともあれ
大腸カメラは「カメラ」よりも、その前の下剤の方が本番な気がする。
検査は痛い時は痛いけれど、お任せしていればいいんだからさ。
始まったら終わるのを待つだけだし。



蛇足ながら。2リットル。前回より不味く感じられた。
去年は冷蔵保管の500mlを水1500mlで薄めたが
今年のは薬剤を2リットルの水に溶かすというものだった。
薬剤の違いなのか、あるいは
「これ水道水 使ったんじゃないのかいっ」
なのか。
自宅で飲むのならミネラルウォーター使用、推奨します。