終わりにしたいと もう何度

深野

言ったことか。

マンション管理組合である。


「お金がないんだよ?」「無駄なことに使うな」

こんな簡単なことを伝えるのに苦労している。

家計費なら、

子どもの小遣いですらも、容易に理解させられるのに

こと管理組合関係となると途端に鈍る。


なぜか。

①組合費=自分(たち)のお金の認識がなされていない。

②用語を覚える気がない。理解していない。

③管理会社教の信者ばかり。


意見書を書く。書き直す。書き直す。

説明を入れては消し、また入れる。

言葉を削る。アイキャッチを考えフォントを直す。

枠で囲んだり太字にしたり傍線を引いたり

そして消したり。


印刷しては修正修正。

一晩寝て修正修正。


「もー やめた」「もー 知らん」


過去に何度も繰り返した言葉

「IQが20違うと話が通じない」。


「易々と管理委託費の値上げをのんでしまったから

管理費口にお金が無くなって修繕積立金が不足しつつある」

つまり金がない。貯金がない。それだけのことなんだ。


だが管理会社教の信者どもは

「教祖様にまかせておけば大丈夫。そのためならいくらでも払う」

と思ってる。

そして過去の栄光(周辺で一番大きく高級なマンションだった)

にまだ浸っている。


現実を見ろや。お金がないんだよおおおお。

株主優待

深野

8000円になったら売ろうと思っていたら

7930円で下がって行ってしまった。まくどなるど。

投資目的じゃないからいいもんね。

こうなったら優待券を待つわよ。


別の会社の株主優待を使おうとして

期限切れが残っていたことに気づく。不覚。

おそらくは12月に行って、1月にも一回は行くだろうと

使い切らずに残したと思われる。くうう。


更に別の株主優待で個室を利用。

個室利用にはそれなりの条件がつく。

お高めランチだが、優待券だからいいかと。

和食だからゆったり味わいたいではないか。

したらば

隣室子連れでうるさいのなんの。


子どもは条件の頭数に入らないのだろう。

大人の人数だけが対象なら高くはない。

だからといって気楽に利用しないで欲しい。

ここは「そういう」店ではない。

子どもを野放しにしたかったら、それなりの店に行けよ。


家人が思わず「うるさいよ」と言った。

おそらく「子連れに冷たい」と悪口を言っているだろう。

お前らみたいなのが子連れへの風当たりを強くするんだ。


優待利用だから我慢できたが

かつてのようになけなしの現金で払っていたら

ぶちぎれていたに違いない。


株主優待は、いろんな意味で余裕をくれる。

3年目の春

深野

布団の中で足が冷たいと感じた。

その前に痛いと感じた。

アレである。化学療法の後遺症。


最近あんまりしびれが気にならなくなったわと思っていた矢先。

忘れかけていた感覚が蘇る。

なかなか終わりにならないなあ…



まご女の卒園が近づいてきた。

娘が「卒園式 来る?」と訊いた。

全くの考慮外である。祖父母が卒園式?

娘らの頃なんて家人(父親)ですら出ていない。

婿さんは当然のように有休使って出席だそうで。

時代だねえ。


ああ… いよいよか。

婿さんきっと号泣だろうなあ。

あの小さかったまご女が。


「行かないよねえ」

行ったらきっと泣いてしまう。



入園の頃、療法真っ最中でまご女と会っていない。

当時私に対する執着があったから、ちょうどいいと思った。

まご女が他の大人に近づくようになったと聞いて安堵し

それでも園には馴染めないと聞いて心配し

自尊心で通っていると聞いて複雑になり。


あれから3年。


3年は長いようで短かった。

まご女 頑張ったね。でも人生はこれからだ。

なんか…しょぼくね?

深野

大河ドラマのセット。


信長役が嫌いだから見るつもりなかったけど

秀吉の最初の頃って面白いんだよね…

もともとがフィクションの部分もあって活劇風で。


子どもの頃読んだ太閤記では

秀吉は蜂須賀小六と矢作川の橋の上で出会っていた。

家を飛び出した直後の頃じゃなかったか。

史実が見つかったか書き換えられていたけれど。

とにかくわくわくする展開が多かった。


で、見ているわけなんだが


合戦の場面がしょぼいから盛り上がらず

そこを簡単にはしょるから話が繋がらず。

めそめそ うじうじ うだうだが長くて鬱陶しい。


画面を小さく収めようとするのがいかんのだと思う。

全部の「スケール」が小さく縮こまってしまってる。


最初のあたりは、もっとこう「すかっと」いって欲しいなあ。

ボケない筈だが

深野

今度こそ最後にするぞと言いながら

意見書を書いている。

書いているうちに別の事案を見つけてしまう。

これじゃエンドレスやないか。


なんとか今日中に というところに

突然まごズ来る。

「片付けと 確定申告がやりたい」


と言いながら

送り込む婿さんの車に娘も乗っている。


「どこかに昼を食べに行くつもりだな」「〇〇かな」

「いや あそこならチビ連れでもいける」「じゃ…△△かな」

としょーもない憶測をする。


まごズは急ごしらえのピラフとグラタンを喜び

残り物のたけのこや茄子の煮物も平らげ

野菜室の隅に転がっていたレンコンをおいしいと片付けた。


頭の隅に意見書はあったが

みながおいしい(と思うもの)を食べられたならよしとしよう。


夕食、カップ麺を啜った後、意見書を仕上げる。


翌日朝、最終的に手直しをして、終わりにする。

終わりにしたい。


文書を作ったり

空っぽの冷蔵庫から献立を捻り出したり

ボケない筈なんだけど

最近ポケが増えている。

わりにあわない。