私は簿記2級

深野

使ったことないけど。

暇つぶしに3級の勉強していて

検定の申し込みに行って検定料の安さに

思わず2級も申し込んでしまっただけの話で。


エレクトーンの検定料なんて5000円以上だったかんね。

それが3級2級あわせて2000円だもんね。

つい買っちゃう(違う)のも無理ないわ。


新婚間もない頃さ。

試験中家人は従兄夫婦と競馬場に行っていた。

抜け出して一緒に昼食べて午後の会場にまた送り込んで。


試験会場は商業高校の生徒で一杯で

機関銃のような電卓に怯んだっけね。


簡単に2級がとれたから次は1級だと思ったら

会計学とかの筆記が加わるの。暗記科目はだめだわ。

どのみち使い途ないし。


どうしてそんなことを思い出しのかというと


わからずやのおぢさんに

どうやったら分からせるように説明するかと

会計報告書や貸借対照表を見ていたら

家人がいきなり「お前2級だったっけ」と訊いてきたのさ。

使ってないから「かし」「かり」が何かも忘れた。

どのみちそこまで掘り下げたらますます分からなくなる。


ノートに財布の画を描いて

「債権が現金化されても形を変えただけで数字は同じ」

「家計費にたとえるならこれが定期預金で

一部が満期で普通預金になっても総額は一緒だから

今月の収支の黒字分を入れて その分増えていたら問題はない」

「だーかーら 水の中の氷が溶けても重さは変わらないでしょ?」

と家人相手に、どの説明が一番わかりやすいか試す。


説明する相手のおぢさんは

かつて一流(超がつく)企業の総務部長。

「総務でも経理は知らんそうだ」

「大きいとこだとそうだろうねえ」

って私、会社のそういうこと全然分からんけどな。

全然分からん専業主婦がなんで小学生に教えるように

かみ砕かんといけないんだろう。


簿記2級だかんね。使ったことないけど。

でもって簿記も何も関係ない話だけど。