よそはよそ うちはうち

深野

「きのう何食べた?」というマンガをご存じだろうか。

ご存じなくてもその話題である。


ゲイカップルが主人公の話だが

「そういう」話ではなく、主婦感覚で楽しめる。

タイトルどおり料理を主軸とした短編連作形式。


新刊の一話目が「夫婦の寝室」ネタだった。

別室で寝るかどうか。


我が家は子どもたちの独立以前から別室である。

4LDKの間取りゆえ、ひとり一室が可能である。

親子4人→親子3人+娘 から 夫婦+娘+息子

となる際についでに4人別々にしたわけで。


夫婦ふたりの生活になってから部屋の移動はあれど別室は変わらない。

一度離れたら、もう同じ部屋には戻れない。

冷暖房の温度より(もとより寝る時はエアコン使わない)

好きな時間に寝る夜中に目が覚めた際も好きに過ごせる

などの利点が捨てがたく

同室どころか隣室も気配が伝わるから嫌だと


今は北と南に分かれて寝ている。

真冬の療法中「今だけでも南側に」と言われても

寒い北の部屋で寝ていた。

寒気で胸をやられそうになって死ぬかと思った後も

家人の傍で寝たいとは露ほども思わなかった。


作中、私らより若いカップルたちが

相手の体調不良を恐れて同室志向 というのに驚いた。

そういうもん?



もうひとつ。

同巻で「若いカップルを招いて餃子」の回があった。

ゲイカップルは50代。若いふたり(男女)は30代。

餃子は大判餃子の皮で40個。…40個?

使用する肉は300グラム。はい?


私ら(60代夫婦)と息子で餃子を食べる時

大判の皮で100個つくる。息子に持たせる分もコミだから

全部食べるわけではないが それでも80個はなくなる。

肉餡はもちろんぎゅんぎゅんである。


餃子は完全食だから副菜はない(作中はある)ものの

そしてビールは呑まないものの白米はおかわりする。


4人で40個で足りることに驚いた。

40個ならわざわざメンツ増やす必要なくね?

ふたりで食べればよくね?